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南京理工大学

現地調査日:2008/04/16
最終更新日:2008/04/25



6.コメント

以下、06/11/03執筆
●南京東郊に位置する。付近は南京でも高級住宅地に属する地域で、別荘が点在するなど恵まれた環境にある。

●授業カリキュラムなどは平均的なもので、特に目立った特徴はないが、現時点で日本人がおらず、韓国人がクラスの半分を占めるといったこともない。自然と中国語を使う状況が整っている。

●この大学の最大の特徴は、中国人学生団体との連携にある。理工大の中国人学生約100人が参加する「国際交流協会」が近郊へのリクリエーションや、入学したばかりの時点での生活面のサポートなどを行っており、大学側も資金援助などをしている。こういった形での中国人学生との交流は実は非常に少ない。散発的なものはあるが組織だったものは皆無である。

●また大学側も欠席が続く学生への指導など、フォロー強化に努めている。

●宿舎は中国人学生の宿舎と同じ建物の中にある。

以下、07/04/27加筆
●07年春学期は零起点班が交換留学生の団体クラスなので、普通の留学生向けは初級と中級の2クラスになる。この2クラスについて見ると、1クラス平均人数は21.5人である。今は15人以下に抑えている大学が大半なので、この人数はやや多いといわざるを得ない。今後の大学関係者の善処を期待したい。

●初中級班は毎週の授業時間数が26コマと、一般的な大学と比較すると3割多くなっている。文法系10コマの他、会話・聴力系も10コマある。授業料には中国の保険代も含まれているので、これで1学期8,000元は決して高くない。


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